期間:2015年8月12日(水)〜18日(火)
場所:大船渡市内
参加人数:12名
アドバイザー:船戸義和(岩手大学三陸復興推進機構・特任研究員)
今回主に活動をした越喜来地区はもちろん、おおふなと夢商店街などがある大船渡中心地、陸前高田の奇跡の一本松など視察しました。震災から4年以上の月日が流れた今でも、復興がある程度進んだように感じるところもあれば、かさ上げ工事や防波堤の建設、新たの住宅もまだ途中のところが多くありました。
何をもって復興と言うのか、メンバー間で話し合いました。
YfOが過去4年間継続的に行ってきた、今回ラストを迎えた杉下仮設納涼祭のお手伝いを行いました。
準備の段階から住民の皆さんが主体となり、お話をしたり、笑いあったり、楽しくすすめることができました。
いよいよ納涼祭がはじまりさらにたくさんの住民が参加されました。心温まる歌とごはんをみんなで満喫することができました。恒例の桜音頭も大盛り上がりとなりました。
当日は一時雨も強く降るときがありました。そんなときわたしたちにジャケットなどをわざわざ持ってきて貸してくださいました。杉下の皆さんの優しさを感じる瞬間でした。
岩手日報が杉下仮設住宅納涼祭のことを掲載してくださいました。
地域のお祭りである三陸港まつりのお手伝いも行いました。お昼は灯籠づくりとホタテづくりの二手に分かれました。灯籠を各地区に分ける作業は、ゲーム感覚で子どもたちもとても楽しんでくれました。
お昼の催しでは、小学生から高校生ぐらいの学生による剣舞から本格的な大人の方々によるパフォーマンスがありました。日本の、大船渡市の伝統芸能を肌で感じ、普段都心にいるとめぐらすことのできない想いもでてきたり、とても貴重な機会となりました。
夜は地域の方々と楽しくホタテや焼き鳥の屋台を出し、おまつりを盛り上げることができました。
わたしたちは、杉下仮設住宅で聞き取り調査も行いました。なぜ聞き取り調査をしたのか。わたしたちYouth for Ofunatoは、これまでコミュニティ形成のための地域主体のイベントに関わらせていただきました。今回、仮設住宅での盆踊りはラストを迎えたことからも、ここまでの5年間で住民の方々はコミュニティに対してどのような意識を持っているのか、コミュニティ形成度を明らかにしたいと思いました。そしてこれはこれからも続くわたしたちの活動に繋がると考えています。
アンケート用紙の質問事項に限らず様々なことを住民の皆さんは話してくださいました。「今日もこうして生きられてよかった、と毎日思う」そんな声はとても印象的でした。
期間:2015年10月9日〜10日
場所:大船渡市 杉下仮設
参加人数:10名
協力:杉下仮設住宅団地自治会
アドバイザー:船戸義和(岩手大学)
わたしたちは10月にも杉下仮設住宅にお邪魔して、鍋パーティーの開催を行いました。
住民の方々の交流をはかることももちろんです。しかし、今回はボランティアというより、会いたいと思ったから会いに行きました。わたしたちは、越喜来で個人個人の繋がりができました。この関係を大切にしたいという想いで企画をしました。